ばら(絞り)の花言葉にまつわるお話

ばら 絞り 花言葉 写真

写真撮影:青木繁伸(群馬県前橋市)

ばら(絞り)の花言葉は、「競い合い」。

そのいわれとも思われるのは、中世イギリスで30年の間続いた有名なお家騒動、ばら戦争です。

赤いばらの紋章を掲げたランカスター家と、白いばらを紋章とするヨーク家は、最終的にランカスター家のヘンリー7世が王位に付き、ヨーク家のエリザベス1世を王妃に迎える事で和解、紋章も新しく紅白のばらを組み合わせたチューダーローズを戴くことで収まりました。

赤い花びらが白い花びらを囲むように咲くチューダーローズの紋章とは違い、ストライプに近い模様の入った絞りのばらですが、その色の組み合わせは、紅白以外にも、ピンクと白、赤と黄色、濃い紫に白など様々です。

「競い合い」の他に、「満足」の花言葉も持つ絞りのばら。

こちらはきっと、あれもこれもと少しずつ摘み食いしたくなるお茶目な心を、豊富な取り合わせで満足させてくれるからでしょうね。

「競い合い」を花言葉に持つばら(絞り)はこんな花です

ばら(絞り)は、普通にばらをイメージした時には浮かびにくい、少し特異な存在のばらですね。象徴的な真っ赤やピンク、清楚な白や明るい黄色などのばら達に比べ、マイナーなイメージのある絞りのばらですが、最近になって作り出されたものと思いきや、実はオールドローズの時代から既にたくさんの品種が存在し、人々に愛されてきたお花なのです。

例えば、前述のばら戦争をモチーフに名づけられた、ヨークアンドランカスターという品種は、ピンクと白の絞り模様を持った、人気のあるオールドローズのひとつです。オールドローズ系の絞りのばらでは、他に濃いピンクと白の縞がくっきりと美しい、バリエガータ・ディ・ボローニャなどが有名です。

ばらを知り、愛でるようになると、いかにもばらといった姿をした剣咲きのモダンローズもよいけれど、ふうわりと優雅なオールドローズや愛らしい一重咲き、ぽってりと重なって重みのあるカップ咲きなど、様々な品種に目がいくようになり、そうするうちに、絞りのばらに嵌まってしまう人も数多いようです。

そのようにして絞りのばらに目がいくようになると、まず意外なほど多くの品種があることに気付くでしょう。絞りのばらは、紅白やピンクと白、赤と黄色、紫に近い真紅と白など、その色の組み合わせによっても、全く異なる様々なイメージを持っています。また同じ1つの株からでさえ、一つ一つ違う模様の浮き出る花達は、それぞれがとても表情豊かな個性を持っているのですから、丹精こめて育てていれば、その可愛さはひとしおに違いありません。

そんな色彩豊かな絞りのばらに、歴代の画家達の名前を付した粋なシリーズを発表しているのは、フランスの名門園芸会社のデルバールです。その名前を少し挙げるだけでも、モーリス・ユトリロ、アンリ・マチス、ポール・セザンヌ、エドガー・ドガ、カミーユ・ピサロ、ポール・ゴーギャン・・・お花を楽しみつくす姿勢といい、色彩も豊かな絞り模様を画家達の筆運びにみたてたあたりなど、いかにもフランスですね。

ばら(絞り) の花言葉から貴方を占うと・・・

ばらのように優雅なムードを漂わせるあなたですが、内心はけっこう負けず嫌い。

でもそれが外に出ず、おっとりとしたイメージを与えるところは、あなたの持ち前の素質です。

そんなあなたの良さを活かすなら、負けず魂を相手に対して向けるより、自分を磨くことに使ってみましょう。

勝ち負けなんかよりもずっと素敵な結果が、あなたをさらに魅力的な人にするでしょう。