オリエンタルポピーの花言葉にまつわるお話

by me:十和田りそうきょう 2009.5.30

オリエンタルポピー 花言葉 写真

オリエンタルポピーの花言葉は「夢想家」。

ケシは古くよりその作用が知られていたらしく、例えば古代ギリシャ文明よりさらに以前のミノア文明においては、ケシの実の冠を被った「ケシの女神」が崇拝されていたとか。

また古代エジプトの医学書には、泣き止まない子どもにケシのシロップを処方するよう記されていたそうです。

ギリシャ神話の豊穣の女神、デメテルが娘のペルセポネを冥界の神に奪われた時は、ケシの匂いを嗅いで心を癒したのだとも。

「妄想」の花言葉にも表れているその力は、しかし古代の神々ならいざ知らず、現代では栽培もご法度です。

でもご安心くださいね、オリエンタルポピーやその他園芸品種のケシは、育てても勿論大丈夫です。

「夢想家」を花言葉に持つオリエンタルポピーはこんな花です

オリエンタルポピーは、地中海地方原産の、朱紅色の花が本当に鮮やかな大輪のケシです。同じケシの仲間でも、ヨーロッパ原産の小ぶりで愛らしいヒナゲシや、北極探検隊がシベリアで発見したアイスランドポピーなどに比べ、ひときわ大きく濃い赤色をしたケシが、オリエンタルポピーです。

ケシの仲間に共通の、丸い独特の形をした蕾は、オリエンタルポピーの場合、一段と目立つ黒い毛に覆われていて、そんなところからも和名は「オニゲシ」というちょっと怖いイメージをいただいてしまいました。

その異様な形をした蕾が、時が来るとパックリと割れて、くしゃくしゃに丸まっていた薄紙のような花びらが広がって開花する様は、他の花々とは大きく様相が異なり、不思議さに満ちています。

赤いケシの花の中でもひときわ立派なオリエンタルポピーの花を見ていると、ロシアの作家、ガルシンが書いた、「赤い花」という不思議な小説を思い出します。精神病院の入院患者である主人公が、庭の赤いケシの花を悪の象徴と思い込むに至り、命を賭してその花と戦うその心の内面を描いた物語ですが、大きな赤いケシの持つどこか危うげなたたずまいは、確かにこの物語にぴったりの雰囲気があるようにも思えます。

そんなどこかこの世ならぬイメージが、あれこれ伝説を生んだケシの花ですが、張本人のお花自体は、ただ無心に風に揺れるのみ。小さなものにたとえられる芥子粒は正真正銘、ケシの種ですし、果てはあんパンや和菓子の飾りにまで使われるケシ・・・なんて奥の深い植物でしょう!

オリエンタルポピーの花言葉から貴方を占うと・・・

夢想家のあなたは、とてもロマンチスト。

夢見がちで、心惹かれる対象が見つかると、時の経つのも忘れて夢中になります。

周囲との協調性にやや欠ける所もありますが、自由奔放なおおらかさはあなたの魅力でもありますし、上手に人とのお付き合いをこなせる部分もちゃんと持ち合わせています。

でもなぜか、恋愛はおくてで夢見がちなよう。

立場や世代など、自分とは違った世界の人達とも仲良くしてみると、何かいい事があるかもしれませんよ。