マーガレットの花言葉にまつわるお話

マーガレット 花言葉 写真

写真撮影:青木繁伸(群馬県前橋市)

マーガレットの花言葉は、「恋の占い」。

西洋の少女達の間で昔から恋占いの花とされてきたマーガレットは、日本でも、「好き」、「嫌い」を繰り返しながら1枚ずつ花びらを千切っていく占いで知られていますね。

もっとも、この占いの本家フランスでは、「好き」、「ちょっと好き」、「大好き」、「大嫌い」の4つの言葉で占うのだとか。

さらに真面目に占うには、時間や方角までが決まっているそうです。

清楚で愛らしいイメージとともに、一重咲きでそれなりに花びらの枚数も多いから、1枚ずつ千切ってどきどきしながら占うにはちょうどよい形のお花だったのでしょうね。

でも、最近は八重咲きのマーガレットなどもあるので、そうなると占いも大仕事に。

愛らしい花言葉のイメージが崩れてしまいそうですね。

立派な品種は眺めて楽しむだけにしておきましょう。

「恋の占い」を花言葉に持つマーガレットは、こんな花です。

マーガレットは、キク科、キク属の多年草。

原産地はアフリカのモロッコ沖に位置するカナリア諸島です。

独特な植生でも知られるカナリア諸島から、17世紀頃にヨーロッパにもたらされたマーガレットは、その後フランスで改良されて、世界中に広がりました。

日本には明治時代に渡来し、特に南伊豆地方で盛んに栽培されてきた歴史があります。

地中海産のマーガレットが、明るい太陽を浴びて健やかに咲き乱れるには、格好の土地柄ですね。

マーガレットの花の色合いやその形は、色々なお花から人気のあるパターンのようで、良く似たお花が実はたくさん存在しています。

そっくりでよく混同もされるシャスターデージーをはじめ、冬の花壇を飾るお花の1つとして人気のノースポール、リンゴのような香りと薬効で代表的なハーブの1つ、カモミール、等々。

また、ヨーロッパでは芝生にいっぱい自生している野生のデージーも、同様のデザインをしたお花です。

マーガレットとそれらのお花との違いのひとつとして、マーガレットは何度も冬越しを重ねると、株がどんどん硬く丈夫になっていき、低木の幹のようになることがあげられます。

株を増やす時は、その枝から挿し木で増やし、花が咲き終わったら剪定をすると、株が若返ってまた元気に咲き始めます。

だから学名では「低木状のキク(=黄金の花)」と呼ばれていますし、日本名の「木春菊」も、木質化した幹から春菊みたいな葉っぱが育つ事から名づけられたようです。

ここでちょっとマーガレットの花占いの秘密を。

マーガレットの花びらは15〜30枚程度というだけで枚数が決まっていないため、占いとして最適なわけですが、実は奇数であることがほとんどなのだそう。

だから、「好き」からはじめていけば、たいてい結果は「好き」で終わるようになっているみたいです。

何だかマーガレットが味方になってくれているようで、面白いですね。

現在は白色の他、黄色やピンクの品種もあるマーガレットですが、マーガレットといえば、まずはやっぱり白と黄色の清楚な姿が、定着したイメージではないでしょうか。

奇しくもマーガレットの故郷、カナリア諸島の国旗は、明るい黄色、白、青の三色旗です。

色の示す象徴は別にあるようですが、青空をバックに咲き乱れるマーガレットの姿と思わず重ねてしまいますね。

マーガレットの花言葉から貴方を占うと・・・

恋する乙女のように、心をゆらしていることがありますか。

その対象は様々でも、生きる道すじで出会う迷いや数々の葛藤は、人生を刻む中での大切なスパイスであり、お薬です。

早く解決してしまおうと適当に楽な道を選ぶのではなく、あなたの本当に望んでいる道を見極め、あなたの経験や知識、心の良心と向きあって、周囲の人々の言葉と共に織り合わせながら、最善の道をていねいに探しましょう。

そしてあまりに辛いときには、問題から少し心を離して、リラックスすることも忘れずに。

少し間を置くことで、見えなかった道が見えてくることもありますよ。