クレマチスの花言葉にまつわるお話

クレマチス 花言葉 写真

写真撮影:青木繁伸(群馬県前橋市)

クレマチスの花言葉は、「心の美」。

日本でも古くから親しまれてきたクレマチスの品種は様々で、色も赤、白、紫、ピンク、青、そして黄色と多種多様です。

茶花としても用いられるその花は、大きく立派なものでも不思議と華美にならず、楚々とした空気を漂わせているのが印象的ですね。

クレマチスのぱっと開いた花は、実は花びらを持っていません。

花びらに見えるのは、がくが変化したもの。

「心の美」の他、「高潔」、「精神的な美しさ」などの花言葉も持つ、クレマチスの奥ゆかしい美しさの秘密は、そんなところにもあるのかもしれませんね。

「心の美」を花言葉に持つクレマチスは、こんな花です。

クレマチスを含むセンニンソウ属の花は、花びらを持たず、花びらのように変化したがくが特徴で、北半球に広く300種類ほどの原種が自生しています。

仙人草の名の元となった実は、白い綿毛をもじゃもじゃと髭のように生やし、クレマチスの実とも共通しています。

センニンソウの属名を示す学名、クレマチスの語源は、ギリシャ語でぶどうなどの巻きづるを示す、クレーマという言葉から。

「鉄線」は中国原産で、細いけれど針金の強いつるから、その名がつきました。

日本原産の「風車」は、花の形がその名のとおりだったから。

どちらもよく似ていますが、鉄線の花びらは6枚、風車は8枚。

西洋名のクレマチスは属名なので、どちらもクレマチスです。

クレマチスの花言葉の中に、心の美や精神的な美などの一群とは別に、「旅人の喜び」というものがあります。

これは、聖母マリアが生まれたばかりのキリストを抱いてエジプトへと逃れた際、その一家がクレマチスの茂みの陰で暫しの休息をとったと言われることによるそうです。

そんな逸話も生まれるにふさわしく、クレマチスのつるのたくましさや、派手過ぎない花が自然な風情で庭を彩るあたりが好まれたのか、西洋のガーデニングでは風景を作るのに人気があり、バラなどと合わせてよく用いられるようです。

日本でも近年人気のトレリスに咲き誇るクレマチスの姿は、イギリスなどのお庭でもよく見られます。

茶花からガーデニングまで、幅広く楽しめるクレマチスの魅力は付きません。

クレマチスの花言葉から貴方を占うと・・・

美しさは見かけではないと思いますか。

心の中が美しければ、おのずと外にも表れてくるもの。

確かに、外側だけ綺麗に着飾っても中味が伴わないのは考え物。

めっきの美しさより内面の美しさを求めるのは大切なことですね。

ただし問題はその中味自体です。

内面の美しさにこだわるあまり、ひがみっぽくなったり周りに対して厳しすぎたり、そんな気持ちがどこかにあったなら、心の美しさは実現できません。

周りを気にするのは止めて、自分の正直な気持ちと向き合ってみましょう。

無理をせず、自然な自分を素直に表現できる人は、いつでも魅力的です。