ナスタチウムの花言葉にまつわるお話

ナスタチウム 花言葉 写真

写真撮影:青木繁伸(群馬県前橋市)

ナスタチウムの花言葉は、「愛国心」。

学名のトロパエオラムは、ギリシャ語の戦勝トロフィーからきた名前で、丸い葉っぱを楯に見立てたことから。

花の形は兜とも甲冑とも言われています。

こんな可憐なお花や葉っぱが武装の道具に見立てられたのも、燃えるように鮮やかな色彩あってのことかもしれませんね。

「愛国心」の花言葉も、この学名から導き出されたものではないでしょうか。

「有能な人」、「勝利」などの花言葉も、そのままスペクタクル映画の世界に飛べそうですね。

一方、フランス限定のようですが、「恋の火」、「あざけり」なんていう花言葉も。

同じお花から連想するにも世界が真逆で面白いものですね。

「愛国心」を花言葉に持つナスタチウムは、こんな花です。

ナスタチウムは、ノウゼンハレン科の一年草。

原産地の南米より、早くからヨーロッパに持ち込まれ、エディブルフラワーとして食卓に用いられてきました。

ラベンダーやローズマリーなどと共に、ハーブの一種として捉えられているようです。

ハーブといえば香りと薬効ですが、ナスタチウムの葉にも微かにピリっとした辛味があり、フランスではベルーのクレソンと呼ばれているそうですし、英名のナスターチウムというのも「鼻が曲がる=ツーンとくる」の意から。

果実の未熟なものにはけっこう辛味もあり、マスタード代わりにも使えるからでしょう。

辛味だけでなく、栄養素もビタミンCやA、鉄分、カルシウムなどを豊富に含んでいます。

クレソンと同じように、サラダの付け合せにしたり、ドレッシングに混ぜたりすると美味しいですし、お花も食べられるので飾りを兼ねて添えれば素敵ですね。

食べる話ばかりになりましたが、ナスタチウムは風にゆらゆら揺れる可愛い花といい、和名では蓮の葉にたとえられる滑らかな色合いの葉といい、見ているだけでも嬉しくなるぐらい綺麗なお花です。

ガーデニングでは、寄せ植えやハンギングの素材としても好まれ、鮮やかな緋色が素敵なアクセントになります。

そんなナスタチウムですが、もうひとつ、また別の頼もしい特性があるのです。

それは、ナスタチウムを他の植物と一緒に植えていると、アブラムシを寄せ付けないという忌避効果。

バラなどをはじめ、あらゆる植物にびっしりと発生する困り者のアブラムシが避けられるなら、本当にありがたいですね。

このように、他の植物と一緒に植えると何かしら助けになる植物の事をコンパニオンプランツといいますが、このナスタチウム、本当にラテン語の見立てどおり、丸い楯と赤い兜で害虫からお花を護る小さいガードマンなのですね。

見て美しく、食べれば美味しく、虫除けのコンパニオンプランツとしても役立つナスタチウムは、花言葉どおり「有能」で頼れるお花のようです。

ナスタチウムの花言葉から貴方を占うと・・・

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