えんれい草の花言葉にまつわるお話

えんれい草 花言葉 写真

写真撮影:青木繁伸(群馬県前橋市)

えんれい草の花言葉は、「奥ゆかしい美しさ」。

その名のとおり、ぱっと見た目の華やかさはありませんが、山のお花に共通する、野趣に富んだ素朴な美しさを持ったお花です。

しかもよく見てみると、どの花も必ず、3枚の葉っぱの真ん中から、3枚のがく(花びらのように見える部分)を開き、6本の雄しべに囲まれた雌しべの先が、またまた3つに分かれています。

全て3か、またはその倍数ですね。

だから、学名も「3を基数にしたユリ」と名づけられました。

素朴に見えて良く見れば、幾何学模様のようなこの姿は、哲学者か、はたまた林に隠れ住む賢人か・・といった風情です。

漢字で記せば「延齢草」と、これもまた山奥の仙人のようなイメージ。

花言葉を、そのまま形にしたようなお花ですね。

このえんれい草、実際は全国の低地にも自生しているそうなので、近くのお山を散策して探してみてはいかがでしょう。

「奥ゆかしい美しさ」を花言葉に持つえんれい草は、こんな花です。

えんれい草は、ユリ科、エンレイソウ属の多年草です。漢字では「延齢草」と書き、「延年草」、「養老草」、「タチアオイ」などの別名もあります。全国の山林や山あいの低地の、少し湿った場所を好んで自生します。

このえんれい草、長寿に縁のある名前を持つ背景に、漢方薬への使用があったようですが、中には毒を含んだ種類も多いようで、素人の採取は控えたほうがよさそうです。実際、その趣き深い風情を見て楽しむだけでも、じゅうぶんありがたい雰囲気の漂う、不思議な魅力を持ったお花です。

そんなえんれい草ですが、個性的な美しさを際立てる、もうひとつのミステリアスな事実があります。このお花、20〜50cmと低い背丈に関わらず、発芽してから最初のお花を咲かせるまでに、なんと10〜15年もの歳月をかけるのだとか。多年草とはいえ、驚くほどのんびりとした時間感覚ですね。しかも、1つの株の寿命が50年ほどもあるといいます。「延齢草」とは、このお花自身を指していうのではと思えてしまいます。せせこましいこの時代、こんなお花があることを思い出すだけでも、少し心がほっとしますね。

そうそう。3の倍数といえば、普通にお店でも切花として売っている、ユリの仲間を見てみると、えんれい草と同じように、雌しべの先が3つに分かれているのがわかります。また、花びらも6枚あって、そのうち外側の3枚が実は「がく」にあたるのです。同じユリ科の不思議な縁ですね。今度ユリの花を見たら、えんれい草のことも少し思い出しみててくださいね。

えんれい草の花言葉から貴方を占うと・・・

落ち着いた大人の雰囲気を持ったあなた。

価値観もしっかりしていて、うわべの物事に惑わされず、きちんと自分を持ったあなたの魅力を理解できる人が、きっと何人か現れるでしょう。

だから、必要な時には勇気も出して。

結婚しても堅実な生活で家族を守り、幸せな家庭を築くでしょう。